「何を捨てるべきか」と同じぐらい「何を捨てないべきか」も重要である5つの理由。
モノを整理する際に正攻法で行くと大半の人達が「何を捨てるべきか」と考えることでしょう。
もちろん、その思考も大切ですが逆の考え方として「何を捨てないべきか」も同じぐらい大切な思考になります。
というのも「何を捨てないべきか」で考えれば、それ以外は「捨てても良い」と考えることができて自由度が広がるからです。
モノの整理だけでなく思考の整理としてもこの視点は役立つことでしょう。今回は「何を捨てないべきか」も重要である理由を5つ述べて行きます。
- 1.思考の整理がしやすく自由度が広がる
- 2.重要なモノが明確にわかる
- 3.モノを整理する以外にも応用することができる
- 4.モノの価値判断や理由づけができるようになる
- 5.思考回数が少なくて済む
- まとめ モノの整理で迷ったら「何を捨てないべきか」で逆側の視点も考えてみる
1.思考の整理がしやすく自由度が広がる
思考を整理する際に「何を捨てないべきか」で考えた方が思考の整理がしやすい場合があります。
正攻法で「何を捨てるべきか」で考えると多くの思考のエネルギーを使い疲れてしまう可能性もあります。
なので正攻法で考えてどうしても整理がつかない場合、逆側の視点で「何を捨てないべきか」も考えてみてください。
「何を捨てないべきか」で考えた時、逆に言えばそれ以外のモノは捨てても良いと捉えることができます。
そうすれば一気にあなたの思考回路に自由度が広がることでしょう。
2.重要なモノが明確にわかる
自分にとって何が重要なモノであるかが明確にわかります。同時にそれ以外は無くても良いモノを明確にすることができます。
断捨離が苦手な人にとって「無くても良いモノ」を明確にすることは大切です。
モノの整理が苦手な人の傾向として「いつか使うかもしれない」といった思考をする癖があります。
ですが、「無くても良いモノ」を明確にすれば「捨てても良い」と捉えることができます。
「捨てても良い」と考えた方が断捨離をする際に気持ち的に楽になることでしょう。再度使用する場合、また購入すれば良いのです。
3.モノを整理する以外にも応用することができる
モノの整理以外にも応用することができます。例えば、よくあるタスクの整理で「To doリスト」というものがありますよね。
「To do リスト」は何をやるべきかの整理ですが、それを逆に考えて「To don’t リスト」つまり「何をやらないべきか」といった思考の応用ができます。
「何をやるべきか」も大切ですが「何をやらないべきか」で考えた方が一気に自由度が広がると思いませんか?
特に物事に縛られることが嫌いな人にとっては「何をやらないべきか」と考えた方がスムーズに物事を進めることができることでしょう。
それに「何をやらないべきか」は「無駄なことをしない」と捉えることもできます。
4.モノの価値判断や理由づけができるようになる
何を捨てるべきかと考えた際に捨てる理由を見つけるのはなかなか思考としては難しいです。
ですが、逆に捨てないべき理由ならどうでしょうか。簡単に理由づけすることができませんか?
例えば、「ブログを書くのに必要だからPCは捨てない」「使用頻度の高い服だからこれは捨てない」「仕事で使用するから捨てない」といった感じです。
理由づけができるとモノの価値判断もできるようになってきます。価値判断ができるようになると、外出の際にムダな買い物をしなくて済みます。
そうなれば家の中にもモノを増やすことなく好循環が生まれることでしょう。
5.思考回数が少なくて済む
捨てるモノを考えると「これも捨てなきゃいけない、あれも捨てなきゃいけない」といった感じで思考回数が多くなります。
これだとムダに脳のエネルギーを使うことになり思考の整理がしにくくなりますよね。逆に「これとこれだけ捨てなければ良い」と考えた場合どうでしょうか。
それ以外のモノは捨てても良いと考えられので一気に思考の整理がクリアになります。もちろん正攻法で考えた方が整理しやすい場合もあります。
ですが、正攻法ばかり考えて逆側の視点を持たないのは思考の整理の仕方として損することになるでしょう。
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まとめ モノの整理で迷ったら「何を捨てないべきか」で逆側の視点も考えてみる
よくモノの整理の仕方として「何を捨てるべきか」は言われますが、その逆側で「何を捨てないべきか」はあまり言われることはありません。
ですが、私は「何を捨てないべきか」もモノの整理としては重要な考え方だと思います。
捨てないモノを明確にすることによって捨てるべきモノが明確に分かるようになり逆に断捨離しやすくなることもあるからです。
モノを整理する以外に思考を整理する際にも応用することができます。つまり「何をやらないべきか」です。
何をやらないべきかが分かれば、それ以外は自分の好きなことをしても良いわけですから、「何をやるべきか」と比べた場合にどっちの方が人生楽しいかが分かりますよね。
なので、正攻法で行き詰まった場合は逆側の視点も考えてみてください。あなたの人生の解決策やヒントが見つかるかもしれません。