イノベーションを起こすヒントに減らす発想力が大切である3つの理由。
皆さんイノベーションとは何のことかお分かりでしょうか?簡単に言ってしまうと、世の中の常識を覆すほどの発明であり人々の生活に浸透させるものです。
例えばApple製品等は殆どの物が減らす発想から出来ています。Ipodはボタン一つしかありませんし、12インチMac bookは端子がUSB-Cのみです。
これらは最初、余計な端子やボタンがついていたのですが逆の発想によって産まれたイノベーションです。
今ではApple製品は世の中の色々な人に使われていますよね。もし増やす考え方だったらこれらの製品が産まれてきたでしょうか。
今回はイノベーションのヒントに減らす発想が大切である3つの理由をお伝えします。
1.減らす発想は殆どの人が考えない
殆どの人は増やす考え方で考えていきます。日本のテクノロジーを見ていてもそうですが、余計な機能をつけたりボタンを増やしたりムダな機能が多いです。
もちろんそれはそれで高性能で発明にはなりますが、イノベーションにはなりません。そこで敢えて逆の発想を取り入れることが大切です。
減らすことによって製品がよりシンプルになりユーザー側からしても使いやすく、場合によっては増やすことよりも高性能になります。
減らす発想は殆どの人が考えないが故に勇気が入ります。けど、それだけ成功した時のリターンは大きいものです。
2.新たな視点が産まれる
減らすことによって違う見方ができるようになります。例えば、「これを減らしたらどうなるか」、「これがあることによって使いにくい」みたいな感じです。
なので増やす考え方よりも一層と柔軟でクリエイティブになるでしょう。そこから新たな製品が産まれたり、あるいは新たなビジネスを思いつくかもしれません。
もしも増やす考え方で行き詰まっているのなら、逆の発想で減らす考え方を取り入れてみてはいかがでしょうか。
3.差別化に繋がる
今の時代、モノを売ろうと思ったりビジネスを成功させようと思ったら差別化が必要になります。
そんな時に減らす発想を持っていれば差別化に繋がります。もう10年以上前になりますが皆さんはiphoneが出てきた年を覚えているでしょうか?
2007年にiphoneがアメリカで発売され、そこから一気に普及して今ではスマホ無しで生活をすることは難しいでしょう。
そんなiphoneですが、今までの携帯電話会社が余計な機能やボタンをつけている中でボタンを全て無くしスクリーンのみにしてしまいました。
するとそれが大きく差別化に繋がり今では世の中に浸透してしまっています。もしiphoneが増やす考え方で減らす考え方で無かった場合どうなっていたでしょうか。
差別化にもならず、イノベーションを起こすこと無く普通に他社と競争して終わっていた所でしょう。
なので差別化したいのであれば一度減らす視点を持ってみると良いでしょう。
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まとめ 減らす発想は生き方のヒントにもなる
減らす発想は生き方にのヒントになります。特にミニマリストの方は減らすことに頭よく捻るはずです。
減らす発想は色々なことに使えます。ビジネスでも使えますし、今のスケジュールがキツイのであれば一層のこと何か一つ辞めるという選択も減らす発想です。
減らすことでシンプルになり生きやすくストレスが減ることもあるでしょう。ビジネスであれば思わぬ視点で面白いことが浮かんだりする可能性もあります。
もちろん増やす考え方で上手く行く人もいますが大半の人が考えてしまう発想が故に行き詰まる可能性もあります。
なので、両方の視点を持つように心がけましょう。それがイノベーションのヒントやあなたの生き方のヒントに繋がります。